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鹿児島はどういった場所なのか、位置や気候などの基本情報を見ていきましょう。
鹿児島の位置
鹿児島は日本の南西部に位置しています。面積は全国第10位の広さを誇り、約9,189平方キロメートルとなっています。これは、東京都の約4倍です。広大な県土を有しており、九州の中でも最大です。また、2,643キロメートルの海岸線を有し、太平洋と東シナ海に囲まれています。加えて、総面積の約28%は種子島や屋久島、奄美群島などで占められており、離島の多い県としても知られています。
世界地図でいうと東経128度23分~131度12分、北緯27~32度の間に位置しており、これは中国の上海やエジプトのカイロ、アメリカのヒューストンなどと同じです。隣国である韓国や中国とも近く、ソウルとは約750キロメートル、上海とは約860キロメートルの距離にあります。東京までは約960キロメートル離れており、自国の首都よりも他国の方が近いということになります。
複雑な気候を有する
鹿児島の年間の平均気温は19.4℃で、全国2位の高さです。全体的に温暖な気候を有していますが、南北約600キロメートルの広大な県土を有していることもあり、地域によって状況が大きく異なります。県北部の伊佐市を例に挙げると、1月の平均最低気温は氷点下1.2℃まで下がります。一方で、県南部の指宿市は1月でも菜の花が咲くほど温暖です。鹿児島の気候は熱帯と亜熱帯にまたがっていますが、山々がそびえる屋久島は冷温帯となっており、県内には3つの気候が存在することになります。これは、世界的にも珍しいケースです。
実は温泉が多い
鹿児島は温泉地としても有名です。温泉源泉数は約2,755本で、全国で2番目に多いです。同じ九州にある大分は温泉地として有名ですが、実は鹿児島も日本屈指の温泉地なのです。県内にある銭湯はほとんどが天然温泉で、気軽に立ち寄って疲れを癒せるという魅力があります。
鹿児島といえば桜島
鹿児島と聞いて、真っ先に桜島をイメージする人もいるでしょう。桜島といえば、気になるのが火山灰です。火山灰が降る地域は風向きによって変わるため、県民はメディアで報道される降灰予報をチェックして対策しています。降灰予報によって洗濯や洗車のタイミングを決め、外出時は傘やマスクを持参します。降灰量が多い地域では路面清掃車が出動するなど、自治体で対策しているケースも少なくありません。少し面倒なところもありますが、こういった体験ができるのは鹿児島ならではの魅力でもあります。荒々しい山並みと沸き上がる噴煙は圧巻の一言で、鹿児島のシンボルとして多くの県民から愛されています。
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