鹿児島の移住支援制度

気になる移住支援制度について解説

気になる移住支援制度について解説

移住を考えている人は、移住支援制度を上手く活用しながら準備を進めていきましょう。

様々な移住支援制度がある

鹿児島には移住を促進するための様々な移住支援制度が設けられています。東京圏からの移住者に対しては、最大100万円の移住支援金が支給されます。具体的には、単身者には最大60万円、2人以上の世帯には最大100万円の支給です。また、18歳未満の子どもがいる場合は、最大100万円の加算もあります。
移住支援金の他にも、各市町村が独自に補助金制度を設けています。住宅購入や改修費用の一部助成などを目的としたものです。具体的には、省エネ性能や耐久性能に優れた木造住宅の整備を支援する「地域型住宅グリーン化事業」、脱炭素化のLCCM住宅の整備を支援する「LCCM住宅整備推進事業」、既存住宅の長寿化や省エネ化を目的としたリフォームを支援する「長期優良住宅化リフォーム推進事業」、子育てに配慮した共同住宅の新築や改修を支援する「子育て支援型共同住宅推進事業」などがあります。

お試し移住制度

鹿児島には、本格的な移住をする前に地元住民と同じ生活を体験できる、お試し移住制度も設けられています。具体例として、指宿市と西之表市のお試し移住制度の内容を見ていきましょう。指宿市は、市内への移住を希望する県外出身者に対して交通費や滞在費の一部を補助しています。補助金を受給した人が1年以内に転入した場合は、世帯の規模に応じた定住準備金も支給されます。西之表市には、交流体験住宅が設置されています。利用期間は5日以上3ヶ月以内です。なお、住宅の下見を目的とする場合は、3日以上が条件です。

インターネットも活用しよう

移住に関する情報はインターネット上からも集められます。その際にぜひ活用していただきたいのが、鹿児島県移住・交流ポータルサイト「鹿児島移住ネット」です。鹿児島の魅力や移住までのステップ、移住者のインタビュー、イベント情報など、移住に関して役立つ情報がまとめられています。市町村ごとに、子育てや教育、医療、仕事などに関する情報が詳しく掲載されているので、鹿児島への移住を考えている人は必ずチェックしておきましょう。
また、移住相談窓口の1つとして「ふるさと人材相談室」が設けられています。これは、鹿児島にUIターンを希望する人向けに求人を紹介する無料職業紹介事業です。鹿児島県庁の他にも東京と大阪に設置されており、UIターンを希望する人に対して情報提供や職業相談、求人紹介などを行っています。就職に関する相談は電話やメールでも受け付けているので、直接訪問できない人でも問い合わせが可能です。